頭の回転を速くする方法 記憶力を高めて脳を活性化

最近Twitterで話題になっていたthatの英文、知っていますか?

He said that that that that that boy used in the sentence was wrong.
5つのthatが出てくる英文で、これらのthatは全て働きが違います。
この英文自体は受験時代に目にしたことがあるという人がどうやら多いような印象でした。
これが「頭の回転を速くする方法」と何の関係が?と思うかも知れませんが、実はすごく重要な関わりがあります。
ただ、今回の話でこの英文を読めるかどうかは関係ない(ただの前振りです)ので、英語無理!という方でも読み進めていただければと思います。

そもそも頭の回転が速いとはどういう状態なのか

たとえば、この英文を読む能力があるとして、一目見て5つのthatがそれぞれどんな意味を持っているか分類できるとすれば、かなり頭の回転が速い人だと思いませんか?

もちろん僕はできません。
真ん中あたりにあるthat1つなくてもいいんじゃ…?と思ってしまう程度には英語力がないです。

だからこの英文はあくまでも例え話ですし、まあたぶん英語ネイティブの人でもいきなりこんなこと言われたら聞き返すのではないかと思います。

世の中にはこの英文を読める日本人がたくさんいます。

その人たちの頭の中には、英語の文法に関する知識が詰まっています。
そしてその知識を目の前の出来事に対して即座に使っていくことができます。

頭の回転が速いとは、つまりこういうこと。

自分の知識や経験から目の前の出来事に即座に対応できる能力のことです。

つまり、大前提として知識や経験が必要になるわけですね。

この英文を読める人は、英語に関してはすごく頭の回転が速いかもしれない。
じゃあ、いきなりフランス語の文章を出されたら?

このフランス語の文章を読めたら100万円貰えると言われたらどうする?

そうしたらこの英語が読める頭の回転が速い人は、英語の知識や経験をフル動員してなんとか法則を探したりするでしょう。

まったく未知の事柄に直面した時、その人の頭の回転の速さが真実試されるのかもしれませんね。

しかし一方で知識も経験も少ないのに頭の回転が速い「子ども」だっているわけですよね?

知識・経験×〇〇〇×〇〇〇=頭の回転の速さ

実はこの等式に当てはまる〇〇〇の方が重要なのかもしれません。

頭の回転の速さに関わる能力その1:「分類能力」

実はこの記事を書くに当たって、以下の記事を参考にしています。

東洋経済オンライン

そもそも頭の回転が速い人とは、どんな人でしょうか。人気のコメンテーターやタレントを思い浮かべると、頭の回転が速い人の特徴…

ここで頭の回転が速い人は分類能力に長けていると言われています。
重要な部分を引用してみましょう。

彼らは、何か意見を求められたり、お題を与えられたりすると瞬時に的確な答えを返せます。これは頭の回転が速いからこそなせる業です。このとき彼らは、与えられた課題のポイントを素早く見つけ、それと共通点がある話を瞬時にたくさん頭に思い描いているのです。後はその中から話すことをピックアップするだけ。

つまり彼らに備わっているのは「情報を分類して、共通点を探し出す意識」で、これは記憶力アップをするためにも大切な力の1つです。ここではこの意識のことを「分類センサー」と呼んでいきます。

分類センサーがあると、覚えるものがたくさんあっても情報量を圧縮できます。覚える量が少なくなるので、記憶しやすくなるというわけです。

例えば徳川家の将軍15人の名前を覚えるとしましょう。ほとんどの名前に「家」という漢字が使われていて、使われていないのは4人だけということに気づけば、覚えやすくなるというのは想像がつくのではないでしょうか。

この分類能力は、頭の回転の速さと同時に記憶力にも関わってきますね。
当然、知識や経験を蓄えるためにも分類能力は使います。

先ほどのthatの英文なんてまさにこの瞬時の分類能力が求められています。

本当に頭の回転の速い人は恐らく無意識にこうした分類ができていますね。
しかし普通の人は無意識にできないからこそ頭の回転が速くないわけです。

だからこそまずは意識して分類することに慣れていきましょう。
こうした能力は練習・反復することによって鍛えられるはずです。

頭の回転の速さに関わる能力その2:「連想力」

記事には書かれていませんでしたが、目の前の物事に対応する能力が必要だと思っています。

知識も経験もあって分類することもできる。
そして最後に必要になるのが、知識や経験と分類した物事を結びつける連想力なんです。

いくらうまく物事を分類・分析することができたとしても、持っている知識と経験に結びつかないのであれば完全な解には辿り着かない場面が多いでしょう。

例えばコミニュケーション能力と呼ばれるものがあります。

打てば響くようにテンポ良く上手い返しをしてくる人がいますよね。
芸人やタレントなんかはそうした能力が顕著です。
年末のガキ使を見ていると松本人志さんの瞬時のリアクションなんて笑わずにはいられないものがあります。

落語やお笑いに見られるように元々このような当意即妙な連想力を求められる笑いの文化が日本にはあります。

なぞかけがそれですね。

「~とかけまして、~とときます。その心は、」というやつです。

これこそまさに知識・経験と分類能力と連想力がすべて噛み合わさったものです。

知識・経験が少ないというハンデを負ってもなお分類能力と連想力に長けた人であれば、たとえ子どもであっても頭の回転の速さを感じられるというわけです。

頭の回転を速くする! 頭の回転を鍛える方法

こうした能力はすべて鍛えることができます。

松本人志さんだって5歳の頃からあんなリアクションができるわけではないでしょう。

我々頭の回転が遅い一般人にでもできる頭の回転を速くする方法は、実はすごく単純です。

慣れです。

知識・経験を増やしまくれば分類能力も連想力も付随して伸びます。

松本人志さんは、毎晩落語を聞いているそうです。

デイリースポーツ online

 ダウンタウン松本人志が30日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演し、故桂枝雀さんと、立川志の輔の落語をどちらか毎晩…

バラエティでよくあんなにぽんぽん言葉が出るな、と思う人もいるかもしれませんが、彼はやはりプロですね。
仕事のための努力を欠かしていないわけです。

勉強でも同じ事が言えるのですが、同じ問題を何度も解けば誰だって瞬時に答えを導き出せるようになります

色んな問題を解いて対応範囲を広げていけば、どんどん知識・経験がストックされます。
そして未知の問題に遭遇したとき、今まで解いたどんな問題と似ているだろうか?というアプローチがとれるようになるわけです。

この「どんな問題と似ているだろうか?」に速く答えを出すためには、こうした答えを求められる状況に何度も立たされた経験が物を言うでしょう。

それこそが、慣れが必要になるという理由です。

つまり、何度もアウトプットしていくことによって頭の回転の速さは鍛えられるわけですね。

そしてそのアウトプットという経験がまたインプットになるので、人生とはとてもよくできています。

具体的な方法

これは、何に対して頭の回転の速さを鍛えたいのかが重要です。
頭の回転の速さを発揮したい分野をひたすら続けるのが肝要というわけですね。

人狼で強くなりたいのであれば、人狼のプレイ動画を見たり実際に人狼をやったりするのがいいです。

面白い返しができるようになりたいのであれば、バラエティやお笑い番組を見たり落語を聞いたりとインプットをした後、自分でも実際になぞかけをしたり人とたくさんお話するのがいいでしょう。

とにかくインプットとアウトプット、経験と実践です。

自分のやりたいことや好きなことに耽溺してひたすら繰り返すこと

何か一つでも究めることができれば、それは大きな知識や経験になるので、他の分野にも応用できるようになります。

これだけ。
たったこれだけ覚えて実践していけば頭の回転が速くなります。

そうして人は人生を通して成長していくわけですね。