仕事における職場の上司との正しい付き合い方

上司との関係にイライラしている人は絶対に多いはず。

もしも良好な関係を築けているのであれば、それは幸運と言っていいかもしれません。

学校教育という枠の中で先輩と後輩、先生と生徒、という関係はあっても上司と部下という関係はありませんでした。

最初は誰でも上司の部下です。
部下として上司と接するには、どんなことを意識すれば良いのでしょうか。

経験を踏まえてちょっと考察してみたいと思います。

スポンサーリンク

リスペクトしすぎないこと

まずは上司をリスペクトしすぎないことです。

言い換えれば頼りすぎてはいけないということですね。

「分からないことがあったらすぐに聞け」という声があります。
「聞く前に少しは考えろ」という声もありますよね。

これはどちらも正しい指示だとは思います。

仕事には〆切や納期があるので、たとえ新人であろうと遅延されては困るので「すぐに聞け」という状況が生まれても不思議ではありません。

ただし、仕事の進捗に余裕がある場合。
「聞く前に少しは考えろ」と言われても仕方がありません。

聞くにしろ聞かないにしろ、結果としてできるようにならなければいけないので、新人はいつかは成長してくれるでしょう。

何か違いがあるとすれば、上司側の手間がどれだけのものになるのかということ。

上司だって一人の人間なので、あまりにも質問ばかりされるとさすがにイライラすることだってあります。

「聞く前に少しは考えろ」と言われた時は、質問しすぎてはいないか思い返してみましょう。

上司だって部下に指示を出しながら自分の仕事をしています。
頼りすぎて上司のお荷物になってしまうのは、自分が成長するうえでもあまり良いこととは言えませんね。

上司にも仕事があるので、頼りすぎないようにする

上司の指示は絶対ではない

一方で上司の指示は絶対ではないということを念頭に置いておきましょう。

上司は機械ではないので、ミスをすることだってあります。
上司が考えた上で出した指示であっても、間違っている可能性だって十分にあるのです。

そのため、指示をもらったらそれが本当に正しいのかどうか自分でも考えてみましょう。

僕は実際の仕事で指示を鵜呑みにして大失敗したことがあります。

ソースコード(プログラミングです)を改修していた時のことでした。

上司から「この仕様が不要になったから仕様書からここ削除しておいて」と言われ、新人だった僕はその言葉通り仕様書の文章を消していきました。

ささっと終わらせて出来上がったものを見せたら上司は顔面蒼白です。
複数のファイルがあったのですが、その中には消すべき仕様と同じマーキングをされていた消すべきではない仕様がいくつもあったのです。

僕はそれら全てを消してしまいました。
本当はバックアップを取っておくべきところ、バックアップも取らずに。

結局上司が仕様書の前段階の設計書を見て文章を起こしていくという非常にめんどくさい作業をやることになりました。

まずは考えて行動するべきでしょう。
本当にここでいいのか…と逐一確認するべきです。

これは質問ではありません。
仕事をする上で認識をすり合わせるということは、絶対にやっておくべき仕事の前提条件だと思っていいです。

僕の受け取り方も悪かったですが、上司の方は部下がどれくらい仕事に関しての知識があるかということを分かっていませんでした。

傍目から見れば全く問題のない指示だったとしても、受け取る側の知識量によっては齟齬が発生する可能性もあるのです。

いくらベテランであっても、こうした事態は簡単には予測できません。
取り返しのつかないミスに繋がる可能性もあるので、たとえ上司の指示であっても絶対ではないと心得ておきましょう。

指示を受けたら鵜呑みにせず考えてから行動する

どんな人にでも欠点はある

学校教育がどれだけ人を平均化しても、人が人である以上まったく同じ人間というものは生まれません。

出来のいい人がいる一方で、何もかもできない人だっているわけです。

しかし何もできないという人もまた稀であると言えるでしょう。
何事も得手不得手というものがあります。

長所があれば短所もあります。
そしてそれは、上司にも全く同じ事が言えます。

たとえばどんなに仕事ができる上司だとしても部下からは嫌われる上司かもしれません。

嫌味ばかり言う上司かもしれませんし、セクハラ・パワハラまがいのことをしてくる上司かもしれません。

部下を育てるのは上司の仕事の一つです。
では、部下はただ上司に従うばかりでいいのでしょうか?

部下だって一人の人間なのですから、場合によっては上司よりも得意な何かがあるかもしれませんよね。

時には上司を助けることも可能でしょう。
上司の欠点を補えるのであれば、積極的に自分の能力を披露していくべきです。

上司も完璧ではないので部下が助けることのできる場面もある

どんなひどい上司にも良いところはある

逆に見るからにひどい上司にも長所と呼ぶべきところはあります。

たとえば僕の場合はこんなひどい上司に遭遇しました。

この類の記事を書きたいがためにブログを立ち上げたようなものです。
部下に仕事を押しつけて自分は楽をするという最低最悪の上司でした。

しかしそんな上司にも長所があります。
長所があるからこそ、ベテランとして現場に残っていることができるのです。

僕が経験した上司は、外見を取り繕うのだけは上手でした。
お客さんの懐にすっと入って仲良くなることに長けていました。

どうしてもその会社で働いていかなければいけないのであれば、上司とうまく付き合っていくことは最低条件になります。

上司の欠点を補い、長所を立てて、優秀な部下として気に入ってもらうこと。
本当に難しいことですが、こうした体面を大事にできる人は出世していくことができます。

上司の長所を立てて部下として気に入ってもらうこと

最終的に揉めるべきではない相手

どんなにひどい上司でも、敵になることは絶対にありません。

というよりは、敵にしてはいけない相手です。
たとえばパワハラを受けたとしましょう。

それを上長に報告したとしましょう。
もちろんその話は上司にも伝わることになり、当然揉めることになってしまいます。

結果としてどっちが悪いどっちが良いという決着をつけなければいけなくなった時、会社がどちらの味方をするかと言えばこれはほぼ間違いなく上司の側だということは忘れないでください。

会社からしてみれば、上司は経験も豊富で使えるベテラン。
一方で文句を言っているのは、経験不足で仕事もまともにできない新人なのです。

会社にとってどちらが利益になるのか?と問われれば経験豊富なベテランになります。
先見性のある大企業はこの限りではありませんが、人材に余裕のない中小企業なんかではこの扱いの差が顕著になることでしょう。

上司の側にはその歳まで勤め上げたという信頼があります。

新人に対しての信頼はまだ浅いですよね。
ゆとりの新人が何か言ってるよ…くらいにしか思われない可能性だってあります。

事実、僕のときもそうなりました。

きっと今でも僕はろくでもない人間だったと思われていることでしょう。
会社で上手くやっていきたいのであれば、上司とは絶対に揉めないようにした方がいいです。

会社が味方をするのは上司の方なので揉めてはいけない