電通の労務改革に有害社員のクビは含まれるんだよね?

電通といえば、メディアを牛耳っていて社員がとんでもない給料貰っているイメージでしたが、最近では社員が過労で自殺した事件のイメージが強いですよね。

広告業界トップの電通がブラックな体質であるからこそ、それが日本の社会を象徴しているような気すらしてしまいます。

そんな電通ですが、イメージ回復のためか「労務改革」を断行するそうです。

うーん。これはどうでしょう?

某ハンバーガーショップのエグチ的なやつに見える!
(そういえばもう3、4年くらい食べてないな)

労働環境の改革は当然必須ですけど、果たしてその改革が問題の本質に辿り着くのか、という意味でこのニュースからは情報が不足しているように見受けられます。

今回はこの問題を再考しつつ、外野から「労務改革」に期待することを上げてみます。
ブラック企業の被害者になる人が減ればいいなと願いつつ。

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電通女性社員過労自殺事件について

過労自殺事件に関して、個人的に一番衝撃だったのがこの記事。

過労」にばかり目が行きがちな世間の視点を、「自殺」の方に持ってきた文章だと僕は思っています。

ここで整理しておきますが、事件の重点が「過労」に置かれるのか「自殺」に置かれるのかで全く意味が変わってきます。

過労の場合

・労働時間
・仕事内容
・個人の仕事量

要は「過労」を重点に置くと、まさしく仕事に関することが問題になってきます。

ところが、「自殺」となると話が変わってくる。

自殺の場合

・人間関係(特に上司)に問題はなかったか?
・仕事内容(精神的問題)
・追いつめられやすい環境だったか

心身共に消耗して「過労」と表現しているのでしょうが、どうしても「働き過ぎ」のイメージから肉体的消耗が想起されやすいです。
一方で人は肉体的問題で「自殺」なんかしません。

つまり「自殺」に重点が置かれると、それはダイレクトに精神的問題となるわけですね。

おまけに今回の事件の決定打は、上記の記事タイトルにもあるように「生前、『自殺が一番の親不孝』と言っていたのに…」という言葉ですよ。

「自殺なんて絶対にしない」と言っていた人が何故自殺したのか?

だって辛ければ辞めればいいだけの話で、自殺なんてする必要ないんです。
それでも自殺したからには、精神的に相当追いつめられていたからに他ならない。

そして彼女を追いつめる環境が電通にはあったわけで、それは「辞めてはいけない」と強いる周りの人間があったからですよ。

もうこうなると、殺人事件ですよね。

これを踏まえて、こうした環境改善のための「労務改革」なんでしょう。

で、殺人者たちはもちろんクビになるんですよね?

労務改革に求めること

どうせこの記事が電通の社長に届くことはありえないわけですし、ネットの海の底に沈んでいてやがて分解される死骸のような文章ですが、ブラック企業を脱出した僕としては是非主張しておきたい。

電通クラスの大企業なんだからできるよね、と期待して。

有害な社員はお願いだからクビにしてください。

僕の場合も労働環境は最悪でした。

色んな現場を転々としていたわけですが、中には「トイレットペーパー持参」「節約のため清掃業者は雇わない」とかいう文字どおりクソみたいな衛生環境の職場もありました。
汚い話ですが「トイレが不潔すぎる」という理由で、他社の入る別の階にあるトイレに人が流れすぎてクレームも来ました。
この汚い話はまた今度別記事にしましょう。

こんな不衛生な現場で「終電まで仕事」「土日出勤」とか怖ろしいことやっていたわけですが、働いている人はみんな苦笑しつつも楽しそうでしたよ。

人は単純な「過労」では死にません。

過労に加えてとんでもない社員がいると事件になるんですよね。もう人災です。

セクハラとかパワハラとか色々ありますが。

若手にとって最悪なのは、若手を潰しにかかってくるタイプの上司の存在。
(というか僕の例ですが)

自分の立場を振りかざして部下を精神的に追いつめていく。
こいつがいることによってストレスが蓄積していくのです。

僕も主にこいつが原因で仕事を辞めたかったのですが、クソ上司なんか雇ってる会社に限ってなかなか辞めさせてくれません。
最終的に円満退社は諦めて、僕の場合は1年でした。

電通という会社がどんな体制になっているのか分かりませんが、会社のトップと末端でまったく意識が違うなんて話はよくあることだと思います。

労務改革が本当にできるなら

労務改革は「有害社員を消す」以外にないと思っています。

ただ「こんな決まりができましたよ~」だけでは何の解決にもなりません。

うちの会社がそうでした。

かつてIT企業に勤めていた社長は、あまりにも労働環境が悪すぎたため、退職して新しく会社を立ち上げたのです。

・社員に長時間労働はさせない
・残業代は全額支給(まあ基本給は雀の涙ですが)
・イベントや部活動を実施し、アットホームな雰囲気をつくる

ここまでくると特定されかねないのですが、社長はこのような素晴らしい標語を掲げていました。

しかし残念ながら、社員は「長時間労働」を強いられてしまいます。
主に「残業代全額支給」を利用するクソ上司のせいで。

社長が現場にいないのをいいことに、サボってわざと労働時間を増やして稼ごうとするような人間がうちの会社にはいっぱいいました。
そしてそんな人ばかりが会社に居座っているようでした。

確かにイベントや部活動も多く、楽しくはあったのですが、ひどい上司はそんなもの参加しません。

仕事(サボり)をします。

部下は巻き添えを食らいます。

社長もそのような問題を把握しているのですが、如何せん社員の「ベテラン」という肩書きを利用しなければ部下の新人を現場に送り込むこともできず、所詮中小企業のうちではどうにもできませんでした。

うちの会社では問題を把握しつつも、会社のトップは解決する手段を持たなかったのです。

この将来性のなさも僕が会社を辞めた理由の1つです。

しかし電通は違いますよ。

日本を代表する大企業で、有害な社員を炙りだす能力もそいつを抹殺する能力もあるはずなんです。

電通が有害社員をクビにしてくれれば、社会の空気は少なからず「有害社員」を意識するようになるでしょう。

その流れができて企業から有害社員が消えて、人災を被る人が減ってくれればいいなと僕は本気で思っています。

だから期待しています。

こんなことが起きたら本当にすごいことなんですけどね…。

サムネ出典

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