就活生がSIを避けた方がいいたった一つの理由

目覚ましい発展を続けるIT業界ですが、一応ITに分類されていながらやっていることはITっぽくない異色の職種を知っていますか?

それは、SIer(システムインテグレーター)です。

なぜSIを避けた方がいいのか?

先に結論を述べておきますが、答えは単純明快。

将来確実になくなる職業だからです。

当ブログで言うSIの詳しい定義が気になる方はこちらの記事へ。

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SIってどんな仕事してるの?

SIの仕事内容を紹介しようと思って色んな記事を探してみたのですが、やっぱりどこもめんどくさいのか、なかなか詳しく紹介していない。

ざっくり言うと、
SIとはシステムを設計して開発して運用して保守をするお仕事なんです。

これを訳の分からない言葉で詳しく書くと下記のようになります。

①要件定義
②基本設計
③詳細設計
④製造・単体テスト
⑤結合テスト
⑥総合テスト
⑦本番
⑧~保守

わかんないですよね?
じゃあ簡単にしてみましょう!

①エクセル(こんなシステムを作るよ!)
②エクセル(こんなふうに作るよ!)
③エクセル(こんなふうにプログラミングしてね!)
④プログラミング+エクセル(スクショ撮って貼るよ!)
⑤プログラム実行+エクセル(スクショ撮って貼るよ!)
⑥プログラム実行+エクセル(スクショ撮って貼るよ!)
⑦実装(出来ましたよ、お客さん!)
⑧~保守(だいたいエクセル)

実はSIってほとんどの時間をエクセルいじって過ごしているのです!

①~③を偉い人とかお客さんに近いところにいる人たちが作って、業界の9割くらいの人がたぶん③の後半~⑦をやることになります。
(⑧はちょっと特殊かも)

そんで案件一つ終わったら現場移っての繰り返し。

プログラミングがやりたいからSI業界に入るって人は絶対にやめたほうがいいです。
プログラミングが始まる頃に現場移ったり、現場移った先はとっくにプログラミング終わってたり、そんなのザラです。

プロジェクトの最初から最後まで関われる人って、この業界では稀な方だと思いますね。

そして何よりやめたほうがいい理由は、先にも述べたとおり、いずれなくなってしまう職業だから。

たぶん業界にいる誰もが思っていることだし、飲み会で散々おしゃべりなおっさんが気焔吐いてることだとは思いますが…。

SIはコンピュータができることをわざわざ人の手でやっているんですよ。

だから人工知能が発達する将来、真っ先に人工知能に取って代わられる分野になります。

僕が実際にやっていたこと

仕事を初めてすぐにこんなのアホらしいと思いました。

だってテストの後半なんてどうせ動くものをポチポチ試して、動いたからスクショ撮ってエクセルに貼りますねーこれ証拠ですよーなんてことをやるわけですよ?

これがまた単純作業の極地みたいなもので、一つあたりスクショ30枚撮ったりとかして、いちいちエクセルに貼っていくもんだからその作業だけで長いと30分以上かかるわけですよ。
プログラミングをやりたくて入社した僕はイライラして仕方がなかった。

それなら見ておれと思って(勤務時間内に!)VBA勉強してツール作ったんですよ。

指定した名前のフォルダを作業フォルダの中から探して、そこにあるスクショをボタン一つで自動的に等間隔でエクセルに貼ってくれるツール。
ついでに書かなきゃいけない文言とかもテンプレなので全部まとめて出力してくれます。

これのおかげで、30分以上かかっていた作業が、なんとボタン一つで終わるようになりました。

すごくね!?

これで終電まで残らなくて済むじゃん!

その時は自分の有能さに震えたわけですが…同事に思ったことがありました。

「1つあたり30分かかるからチームの人員がこんなにいるわけで…ボタン一つで終わるならこんなに人いらないよな?」って。

現場はとある大企業の職場で、そこに様々な中小企業の社員が集められて構成されています。
うちの会社からはベテラン+若手数人を送り込んでいました。

このツールをうちの会社の上司に見せた時、人があぶれるなーとは思いつつも僕は大絶賛されると思ったんですよ。

しかし上司の言った一言は訳の分からないものでした。

「こんなもの勝手に作らないでください」

こんなもの……

こんなもの…………

こんなもの………………

基本給が雀の涙で残業をしなければまともな収入にならないうちの会社。

こんなものが存在すると残業の口実がなくなってしまいます!

なんと、ツールは上司のところでもみ消されました!

膨大な量のテストをやらなければいけないのは見えていて、順調にいくわけもないのに、何のためなのかもみ消されましたよ!

案の定、プロジェクトは炎上。
毎日終電、土日出勤。

本気でやばい、とチームどころかプロジェクト全体にまで影響が出始める頃。

チームのリーダーでもあった大企業の偉い人に、僕は自分で作ったツールを紹介しました。

「すごいじゃん!」

もう大絶賛でした。

いすぎるくらいのチームの人員を会議室に集めて、僕がみんなにツールの使い方を説明し、一斉にツールを使ってテストしたらマジであっさり終わりました。

その後、上司をどこにもチクらなかった僕は、何が起きたのか知りませんが別の現場に移動になりました。
仲の良い同期に聞くと、未だにそこでは僕の作ったツールが現役だそうです。

初心者が書いたコードなんでコメントアウトもなく、絶対に誰にもメンテナンスなんてできないんですけど、一体いつまで動いてくれるやら。

わかります?

僕が作ったツールが実際に現場の人員を減らしたんですよ。

切られたのはツール作った本人ですけどね!

もみ消された話はこちらの記事で詳しく書いています。

SIは本当になくなるの?

いつか人工知能が発達し、SIの仕事の一部を人工知能が担えるようになったとして。

本当にSIはなくなってしまうのだろうか?

なくならないでしょうね。

規模は縮小させられるとは思いますが、なくなりはしないと思います。

なぜなら、SI業界のトップにいる企業は、他業種の人たちが思っているよりも相当な大企業だからです。

僕のツールが平社員に毛が生えた程度の上司にもみ消されたように、業界が危うくなればトップの企業がきっとなんとかするのでしょう。

こんな体制を見て、それでもSI業界目指しますか?

以上、僕がSI業界をやめた方がいいと思うたった一つの理由でした。


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