やっぱりプレミアムフライデーは失敗?

本日金曜日。
先々週のプレミアムフライデーが懐かしいというか、早くも「ああ、そんなもんあったなあ」という感覚の人が大半だとは思います。

散々話題になったくせに、露出するニュースはネガティブなものばかり。

メディアの皆様も「どうせ早く帰れねぇんだよ!」と怒りを込めてプレミアムフライデーの記事を書いていることでしょう…。

と、そんな穿った見方もそこそこにして、第1回目のプレミアムフライデーがどれくらい失敗したのかを考えてみます。

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プレミアムフライデーを嘆く記事まとめ

如何にプレミアムフライデーが世の中的にうまみの少ない試みだったかを示す記事を集めてみました。

早く帰れた人は極端に少ない

数字で出してくれている記事もあります。

この記事曰わく、3.7%。
いつどこで調査したかによってだいぶ変わってしまう数字だと思うので、個人的にはこちらの数字の方が気になりました。

ちなみに2月上旬(2月3~6日)の事前調査では「職場で実施・奨励されていることが決まっている」割合は2.5%だったという。

事前調査では2.5%。
まあ…そうでしょうね。

関係のなかった職場

学校は無関係。
教師だってもちろん仕事なわけですし、当然権利があっていいはずですが、もちろんプレミアムフライデーだから早く帰りますなんてことになるわけがないです。

どうやらゲイの方々にとっても金曜日は関係のない話だったようですね。

店側にも大した効果はなかった?


2月の売上高は前年比で百貨店4社の内3社が下回ったそうです。
昨年はうるう年だったという理由もあるみたいですが、コメントにあるように「売上より残業代の方が高かった」という声も。

月末という時期が最悪

実施前から散々言われていたことですが、「なぜ月末なのか」「なぜ金曜日なのか」という声。

納期の〆が月末に設定されている仕事は多いはず。
週単位で仕事のノルマを設定している線表だって多いはず。

おまけに3月末なんて年度末。

いったい誰が恩恵に与れるというのか…なんて声は最もで、サラリーマンの多くは月末の金曜日になった冴えた理由を求めているはずです。

そもそも望まれていなかった

働き方が切り口のテーマ。

・プレミアムフライデーと「滅びゆくローマ帝国」 将来の不安など忘れてカネを使うのが幸せなのか?
・プレミアムフライデーと働き方改革
・プレミアムフライデー(笑)にみる「働き方改革」的なものの矛盾 — 常見 陽平
・だから「プレミアムフライデー」はズレている 百田尚樹氏が指摘する「国会議員の世間知らず」

1つ目の記事ではこんなことが書かれています。

私にはこのプレミアムフライデー、「働くな」「残業するな」「カネは貯めずに浪費しろ」と命じられているようでどうにも釈然としない。率直に言って余計なお世話だ。そもそも、働き方・生き方に対する考えは、人それぞれではないのか。なぜ、そんなことまで政府にコントロールされなければならないのだろうか。

この言葉に共感を覚える人は意外と多いのではないでしょうか。
しかも「働くな」と言う政府に対して、会社は「働け」と言ってくるという最悪な環境にいる人間がほとんど。

どっちからも命じられて、「自分に自由はないのか」という命題を否応なく突きつけられたら頭にくるのも当たり前のこと。

記事中で言うように「働くことが幸せ」だと思える社会を目指すべきなのかもしれません。

そもそもプレミアムフライデーだって、個人が「早く帰ります」と言って帰れる選択制だったらいいのにね。
結局、会社単位なんだから本当に他人事。

成功?中にはもちろん肯定的な記事も

・<プレ金>「休むことに慣れよう」 ジローラモさんアドバイス
<プレミアムフライデー>「アフター3」に特別感 静岡市中心街
「プレ金」賛同 市民94%、店舗83% 静岡市推進協調べ
先進地静岡で笑顔に 「プレミアムフライデー」スタート
<プレ金>秩父の旅館好調、満室も「近場の旅行にはちょうどいい」
<プレ金>AGS社長ら笑顔退社「飲みに行く」「資格の勉強したい」
仮面女子がプレミアムフライデー推進、はとバスとツアー 桜雪「いろんな人が恩恵を」
「プレミアムフライデー」成功していた!? 会社員のレジャー出費2.4倍に Zaim調べ
プレ金「非常に盛り上がった」経団連会長が評価

なんだかやけに静岡を目にします。

中には満室になった旅館があったり、嬉しそうに帰る社長がいたりしたみたいですね。

いずれにしても、まだ1回目が始まったばかりですし、プレミアムフライデーに乗っかりたい企業は多いことでしょう。
今後、どのように世論が動いていくのか、まだまだ注目していく必要がありそうです。
(世間的には忘れられていきそうな気配すらありますが)

まとめ

色々言われているプレミアムフライデーですが、働き方が改革されない現状では、早く帰りたいと望む人は少なくないと思われます。

なので、どうせやるなら最低限早く帰れるようにしてほしいとは思いますよね。

まだ第1回目が始まったばかりのプレミアムフライデー。

よりにもよって年度末が近い2月から始まったことで、必要以上に批判されている気はします。
本当にその辺りはどうして思い至らなかったのだろうか、と思ってしまうわけですが、今さら言っても詮のないこと。

今回紹介した記事なんて数多あるうちのほんの一部。

これだけ記事が集まるプレミアムフライデーの今後に期待してみましょう。