【IT業界】有給休暇中にくだらないメールを送ってくる上司の話

あの頃、僕は同期と同じ現場にいました。

長期のプロジェクトにうちの会社がわりと早い段階から入ることができ、長期の契約になると言われていたところにぶち込まれたのが、僕と同期と…問題の上司だったのです。

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有給休暇を取れるという奇蹟が存在した

実は僕のいたSI業界において有給休暇を取れる機会というのは、それほど多いものではありません。
毎月1回くらいは取りたいとかいう先輩も、年に1回取れるかどうかと言っていました。

僕の感覚でもそれくらいです。
年に1回取れるかどうか。本当に運が良いと2回、3回と取れちゃったりもしますが、やっぱり現場と上司次第になります。

中には「新人に有給なんて取る暇は無い」「若手なんだからベテランの倍働け」とか、若さを理由に苦労を強いてくる上司なんかもいます。

ちなみに今回の上司は、こんな上司です。

それでも上司より偉い人がいるんですね。

所詮うちは協力会社。
お客さんから依頼を受けてプロジェクトを発足した会社があるのです。
所謂プロパーというやつです。

そのプロパー社員の方が僕らのチームのリーダーでもあるわけで、
彼が「これから忙しくなってくるので、各自順番に有給取りましょう」と言ったら上司がなんと言おうと取らなければいけません!

…これが奇蹟です。

最初に僕の同期が休むことになりました。

有給休暇中の連絡 同期の場合

突然ですが、『極上爆音上映』を知っていますか?

そうです。ガルパンで有名になった立川の映画館のあれです。

彼は久しぶりの休みに、かねてから見たかったガルパンの劇場版を見に行こうとしていたのです。

落花生とマックスコーヒーしか知らない千葉県民の彼は、ほとんど行かない立川の映画館に行くまでに迷ってしまったのだとか。

そんなときです。

彼のスマホにLINEの通知が届いたのは。

「〇〇さんが、後で電話くれだってさ」

僕です。

ガルパンを見終えたらしい彼から僕のスマホにLINEの通知があります。

「は?」

見てください!
この、「自分は怒ってますよ」と文字からでも分かるように完璧に演出された「は?」です!

彼にとってはガルパンを最高の映画館で観れた最高の日。
それをあの最悪な上司の一言で穢されるのは、我慢ならなかったのでしょう。

スクロールしなきゃ読めないほどの怒りがこもった長文が僕に届きましたが、要約すると、

「電話?お前がよこせや」

です。
波風立てないように上司にそれとなく伝えると、上司は彼に電話をかけ始めました。
部屋を出てしまったので会話は聞けませんでした。
さぞ困った問題が発生しているのだろうと思っていたのですが、直後に届いたLINEを見て驚愕。

「明日やってほしい仕事を伝えられたわ。死ねって伝えといて」

僕は彼に心底同情しました。

有給休暇中の連絡 僕の場合

僕の場合は結局、「順番に有給取りましょう」と言われたにも拘わらず、その時には取れませんでした。

なので埋め合わせは後になってからしてくださいと言われていたのですが、結局休めることになったのは、僕のツールが活躍することになるずっと後のお話。

その週は土日出勤もしなくていいと言われていたので、遠慮無く金曜日に有給貰って3連休にしました。
久しぶりの3連休なので、旅行をしようと思い立ちます。

僕は確か箱根に行っていました。

温泉に入って美味い飯食べて部屋から見える景色を楽しみ、さあてもう一度温泉入るかーとくつろいでいた時。

メールが入ったのです。

その相手は誰あろう、あの上司。

「あのツール、どうやって使うんだっけ?」

この瞬間に同期の気持がよく分かりました。

「死ね」って言いたくなる!言わないですけどね!

ツールの使い方は同期もチームのメンバーも知っていますし、むしろお前今までツールの使い方知らずに何の仕事やっていたんだと詰め寄りたかったわけですが、ぐっと堪えて懇切丁寧に説明してやりました。
たぶん30分くらいかけて長文書いたと思います。

返信がありました。

「難しそうやな。月曜に〇〇頼むわ。土産よろしく」

こ、こいつ…!

ちなみにこの上司、関西人でもなんでもなく生粋の東京人です。
誰が土産なんて買うかと思いましたよ…。

結局、上司は何がしたかったの?

僕も同期も未だに何故彼が僕らに連絡をしてきたのか分からないんです。

同期の場合、明日の予定なんて明日話せばいいだけじゃないですか。
僕の場合もツールの使い方なんて誰でも知っているわけで、なんならマニュアルだって作ってあったわけで、わざわざツール作った僕に直接聞いてくる必要はないわけです。

僕達は真面目に考えてみました。

①かまってちゃん上司
②部下が休んでいることが気にくわないから邪魔したい

②が浮かんだ時点で議論は終了しました。
どうせあの上司のことだから、これだろう…と。

休日を邪魔されたこっちはたまったもんじゃありませんでしたよ。

そして人生でこの類の人間に会ったのは、ブラック企業に勤めていた時だけです。

もう絶対にお目にかかりたくないですね。

みなさんの周りにも、人の邪魔をすることに生きがいを感じるタイプの人間はいますか?